社員メッセージ

横浜オフィス
マネージャー
POSレジスター開発
M.M.さん
1999年入社 経済学部

--- ハイテクシステム志望理由について

私の就職活動のコンセプトは『会社と自分が共に成長して行ける企業と出会う』でした。
当時(約20年前)、既にTCSグループとして十数社のIT企業グループを形成し、それぞれに注力分野・得意分野を持ち、IT業界全体領域に多角的にアプローチしている事を強みに感じました。
実際に就職活動の面接にて「大規模で複雑な技術要件のあるプロジェクトでは、グループ各社が協力して顧客ニーズに応えていく」「その中でも、ハイテクシステムは総合性志向であるため、様々な技術・サービスの分野にグループの中心企業として多角的に取り組んでいる」という事を聞き、エンジニア・企業人として多くの価値ある経験が出来る『共に成長して行ける企業』であると確信できた事が志望理由です。

--- 現在の業務について

現在、私が従事するプロジェクトはリテール(流通・小売)業界のPOSレジスター開発業務です。
プロジェクトマネージャとして、顧客との営業打ち合わせ、スケジュール管理、メンバ教育などの全体管理を行いながら、またプレイングマネージャとして要件定義やシステムテスト計画・管理などの開発工程の中では「上流工程」を担当しています。
リテール業界は、昨今の「来日観光客数の急増」や「東京オリンピック」に向け、多数のサービスが企画され、システム開発への投資が大規模になっており、そうした潮流を実感しながら、エンジニアリングに取り組めるという意味でやりがいを感じています。

--- 印象に残っている仕事

私の得意な技術分野は「移動体通信システム」です。その中で最も印象に残っている仕事は、4G(LTE)通信システムの「インターオペラビリティテスト」というものに参加した事です。
インターオペラビリティテストとは、システムを構成する機器同士の「相互接続」の検証です。
LTEシステムは、相互接続性を担保するため、世界中の開発企業が3GPPという世界標準仕様に準拠して開発します。ただし実際には各企業独自の追加機能や制約事項があるため、インターオペラビリティテストを通じて、「接続機器間の詳細な仕様の突合せ」「開発・運用の両面で対応・調整」「相互接続検証(保証)」を行います。
私は実際に、大手通信事業社側のエンジニアとして、大手海外通信メーカ数社のエンジニアとハイレベルな調整・検証の結果から、開発要件の抽出や運用対処の提案を行い、サービスインに貢献する事が出来ました。非常に貴重な経験になりました。

--- オフの過ごし方

自宅が海に近いため、二人の子供とは砂浜遊び、ハイテクシステムの同僚達と釣りをしたりと、リラックスした時間を過ごしています。
また、年に数回、オフィスの仲間とBBQ・忘年会・新年会などのイベントを開催しています。

--- 今後の目標

日本は人口1億超・経済規模世界3位と、世界的にも非常に魅力的な市場です。それに加え、情報インフラの世界的普及により、海外企業や外国人エンジニアの成長が著しく、日本市場にも多く参入しており、日々、協業・競合しています。そうした潮流を新たな成長の糧として歓迎し、世界を意識するような大きな仕事をしていきたいと考えています。

--- 就活生へのメッセージ

皆さんにとっての就職活動は、企業からすると採用活動であり、学生・企業が将来を決める一大事として真剣に向き合う機会です。お互いが真剣であるので、皆さんも相当な苦労があると思います。社会人としての第一歩を自信と希望を持って踏み出すために、限られた期間なので、奮起し納得いくまで頑張って下さい。
ハイテクシステムには約1000名の仲間がいますので、多くの同じ目標を持った仲間と様々な交流の中から、知見の交換や共感が生まれ、相互啓発される企業風土があります。
就職活動の中で、ハイテクシステムを知り、魅力や将来性を感じたら、是非、一緒に仕事が出来ればと思います。